2013年8月アーカイブ

営業の地域格差

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全国介護歯科協会 副代表の永山です。


今回は訪問歯科の『営業の地域格差』について書きます。
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日々、訪問歯科の立ち上げのお手伝いや営業を行っている中で、

最近特に強く感じるのが営業の地域格差が広がっていることです。



都心部においては、競合も多く、サービスも充実していますので

新規参入して通常の営業を行っても、ほぼ反響が出ない状態と

なってしまっているところがほとんどです。



ポータブルレントゲンを持っているのは当たり前、営業の際に

「嚥下内視鏡検査ができるのか?」とケアマネさんにも聞かれます。

ある歯科では「治療班」・「口腔ケア班」・「嚥下指導班」に分かれて

訪問歯科を展開しているところまであります。




それとは対照的に、都心部から離れれば離れるほど、訪問歯科が

行き届いていない地域がまだまだ残っているのも事実です。



ちょうど、そういった未開拓地域の歯科医院様をお手伝いする機会が

先日ありました。



その地域では訪問歯科を始めている医院は既にいくつかありましたが、

勢力的に営業などを行っているところはまだないようでした。



ツールの作成、スタッフレクチャー、院内の訪問体制の整備が終わり、

近隣の居宅介護支援事業所に営業を始めたのですが、驚きました!



飛び込みにも関わらず、ほぼすべての事業所で客室に案内され、

お茶まで出してもらい、ケアマネさんも真剣に耳を傾けてくれます。

もし、都心部で同じ営業を行っても門前払いが関の山でしょう。



実際に、この医院さんでは営業を始めてわずか1か月で、全て違う

居宅介護支援事業所から計15件の訪問歯科依頼がありました。

その後も、検診イベントなどの依頼も相次いでいる状況です。



今、訪問歯科を始めるか迷っている先生がいらっしゃれば、ご自分の

地域がどういった状態なのかを大きな判断材料にされることをお勧めします。



※全国介護歯科協会のサイトはこちら