問題意識を持つ重要性

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こんにちは。
全国介護歯科協会の前田です。

受験シーズンも佳境を迎え、
私のお付き合い先の息子様、娘様も
「無事、〇〇中(高)に合格しました!」
という嬉しいお声を聞こえてきました。

合格までには、私には見えない色々なエピソードがあったでしょうが、
それでも、勉強好きの親の背中を見て、受験勉強に励まれたお子様がイメージできます。

私たち大人には、「合格」という判定はほとんどありませんが、
それでも、日々の仕事の中で「合格」に至るまでの努力が必要です。

問題には、3つのランクがあります。

最も簡単な問題は、「答えが明確にある問題」です。
しかし、当たり前のことですが、企業内外における様々な問題には、「これが答えだ!」と
できる明確な答えはありません。それが、「答えが明確にない(または複数個ある)問題」です。
その中で最適解を選び出して、行動していかなければなりません。
よく言われる PDCAサイクルですね。

さらに、もっと複雑化してくると、「そもそも何が問題なのか?」が分からなくなってきます。
それが「何が問題か不明確な問題」です。
そこで必要になってくるのは、何を問題と定義するのかの「問題設定」と、
自らの意識としての「問題意識」です。

長く経営を続けておられると、簡単に日常が過ぎ去っていくなかで、
「何が問題なのか?」が分からなくなってくる時が来ると思います。
そのような中でも、問題意識を持ち続け、PDCAサイクルを回していく。
そうした経営者または企業が成長を続けています。

我々もまた問題意識を持ち続け、成長を続けられる組織として頑張っていこうと、
受験での喜びの声を聞きながら思いました。

前田剛志

カレンダーでのご挨拶?!

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日、訪問歯科の営業レクチャーである医院さんに
お伺いした際、スタッフさんに

「医院で来年のカレンダーを作ったので資料と一緒に渡していいですか?

と言われました。

よく医院で発行している通信などを一緒に渡すことは
ありますが、カレンダーは私も初めてで、

「せっかくなので、一度配ってみましょうか」

ということになりました。

実際配る前に、私はおまけ程度にしか考えていなかったのですが
思いの外もらったケアマネさんの反応が良く驚きました。


反応が良いと感じた理由は・・・

・『カレンダーはよく使うので助かる!』と喜んでもらえる。

・初対面なのに、今まで関係があるような雰囲気が生まれ距離がグッと縮まる。

・『もう今年もそんな季節なんですね!?』とケアマネさんとの話が広がる。

・カレンダーなのでケママネさんも気兼ねなくもらいやすい

です。


また、もう一つ今回驚いたことがありまして・・・
実はその医院さんでは3種類のカレンダーを作ったそうなのですが、

「スケジュールなどを書き込みやすい、メモスペースが一番広いものが
ケアマネさんに喜んでもらえるのではないか?」

と考えて、そのスタッフさんが一番余白が広いデザインのものをしっかりと
準備されていたことです。

ここまで相手の立場になって考える姿勢、脱帽です。。。
私も大きな気付きを得て、初心に戻ったうような気持ちになりました。

みなさんも医院のカレンダー作り検討されてみてはいかがでしょうか?


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食べること」は、咀嚼・嚥下機能として人が生きていくための重要な
機能のひとつですが、特に高齢者の方にとっては日常生活の中で
の大きな楽しみや喜びにもなっています。

その「食べること」が口腔内のトラブルや摂食嚥下障害で辛いこと、
苦しいことになってしまっている高齢者の方が増えてきているのも事実です。
特に在宅にて適切な治療や口腔ケアができない方が多く見受けられます。

この「食べること」を守るため、つまり食べることが楽しみや喜びと
感じられるようにサポートすることが、今後の訪問歯科診療の大切な
目的の一つになってくるのではないでしょうか。

治療や口腔ケアであれば、歯科医師や歯科衛生士だけで行うことも
できますが、摂食嚥下機能の評価や口腔リハビリテーションを正しく
安全に行っていくには、医科との連携も必要になってきます。

近年、摂食嚥下や口腔リハビリの分野が盛り上がってきてはいますが
まだまだ実際の現場で展開している歯科医院は少ないのが実情です。
また、医科との連携が取れている医院は更に少ないと感じます。

超高齢社会を迎え、国の方針としても介護の引き下げなど施設から在宅へ
という流れを推し進めていて、今後在宅診療の需要が高まることは必然です。

その流れの中で充実した訪問歯科診療を提供し、高齢者の「食べること」を
守るためには

・摂食嚥下の評価
・口腔リハビリ
・医科との連携

この三つの要素が必要不可欠になるかと思います。

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最近、訪問患者の仲介業者との契約を切る傾向が強いようです。
そのせいもあってか、当教会へのスタッフ営業レクチャーについての
お問い合わせ、依頼が少しずつ増えて来ています。

そこで、今回は営業の基本について少しお話しておきたいと思います。
表題にも書きましたが、営業には大きく2種類あります。

「来てもらって嬉しい営業と迷惑な営業」

この違い、わかりますか?

まず、「営業」という言葉対しては以下のようなネガティブなイメージを
持っている人がほとんどです。

・無理になにかを勧められるのではないか
・しつこいのではないか
・だまされるのではないか
・話しがうまい人に押し切られるのではないか

こんな感じでしょうか?
なので、営業をされる方はもちろん、営業を行う方も抵抗を感じる方が多く
訪問歯科でも営業担当に指名されたスタッフさんの多くが苦手意識をもって
ポジティブでないというのが現実です。

「恥ずかしい」
「相手に迷惑をかけてるのではないか?」
「できるだけ営業をしたくない」
「もうやりたくない」

このマインド状態で営業にいくと、本人が消極的になってしまい
先で述べた【迷惑な営業】になりがちです。
そうすると相手の対応も冷たく、さらにモチベーションが下がる
という悪循環に陥ってしまいます。

では【嬉しい営業】を増やすためにはどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です。

営業を行う人が心の底から
「今やっている営業は相手のために必要だ!」
と感じているだけです。

良い営業を行うには、言葉やテクニックよりも
大前提としてこのマインドが必要不可欠です。

訪問歯科で言えば、営業は決して医院の売り上げを上げるためではなく
ケアマネさんに必要性や正しい知識を知ってもらい、そして困っている
利用者さんに歯科医療をきちんと受けられるようにして喜んでもらう活動
だと理解することが大切です。

ですので、私はレクチャーの際

「この人は営業に対してネガティブなイメージを持っているな・・・」

と感じたら、【なぜ営業が必要なのか】からお話しします。
それが良い営業を覚えてもらう一番の近道だからです。

スタッフさんに、ただただ頭ごなしに営業に行って来いと言ってませんか?
自院で営業を行っている場合は、一度そのあたりも確認してみるとよいかと思います。



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行動という指標

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今年も残り2ヶ月となりました。

このブログを見ていただいている方々はきっと勉強熱心で
日々成長していこうと行動しているかと思います。


その成長というのも、どの尺度で評価をすれば良いのか?
自己評価で良いのか、客観的な評価を参考にするのか?


どちらも大事だと思いますが、やはり「行動が変わった」というのが
最も信頼出来る指標なのではないでしょうか。


医院の情報共有がうまくいかないというのであれば
ミーティングの時間に確実にそれを埋められる時間を設けたり。
その時間に名前を付けて、形にすれば当初の目的がブレずに
継続されるのではないでしょうか。



そして医院の運営を変える前に、自分を変える事が出来なければ
イニシアチブを取って、皆をひっぱる事は出来ません。


院長の影響力は皆さんが思っているよりも大きいもので
ある医院さんでは受付の季節感が一年中ほぼ変わらなくて


院長が待合室にハロウィンのカボチャの置物を気まぐれにおいたところ
それを見たスタッフが少しずつ置物を増やし、かわいらしい待合室に
なったというお話を聞きました。


小さい一歩でも自分や誰かへのGOサインになるような一歩もあります。
是非「行動して、振り返り、その結果を見渡して下さい」
私は寝る前にノートを開いてボールペンを持つようにしています。


その変化に自分がコミットしているという気づきは
次への活力にもなるはずです。




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スタッフ研修で本を読む意義

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こんにちは。
全国介護歯科協会の前田です。


スタッフ研修で読書感想文を書くというお話を
聞かれたことはありますか?

院長もスタッフも
「学生じゃあるまいし、今さら読書感想文なんて・・・」
という声もよく聞きます。

しかし、これにはいくつかの効果があります。

メリット1) スタッフ全員が同じ書籍を読むことで、適当に読んだ感想文はバレてしまうので、
       (そのスタッフなりに)真面目に読むようになる。

メリット2) 院長がスタッフに指示したい内容も、その本に書かれているものであれば、
       スタッフも院長の指示の意図が分かるため理解してもらいやすい。

メリット3) 同じ書籍を読むことで、共通の話題が増えて、スタッフー院長間のコミュニケーション
       も円滑になりやすい。


もとより、読書は楽しいものですから、
めったに本を読まないスタッフにもその楽しさを分かってもらえたら嬉しいですね。

本の選定は、院長が今後スタッフにどういう視点を身につけてほしいのか?
を元に決められたらいいと思います。

ぜひお試しください。

普段の性格と仕事上の性格

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こんにちは。
全国介護歯科協会の前田です。

歯科医院でのコンサルティングをしていると、かなりの院長先生がスタッフとの関わりで苦労されているのに出くわします。
そうした先生は、比較的物静かでおとなしい性格の方が多いように思います。

これは院長先生に限らず、すべての働く方にとってなのでしょうが、
私は、普段の性格と仕事上の性格は分けるべきだと考えています。

患者が説明を求めているにも関わらず、
普段あまり話をしない性格だからという理由はつきません。
短気で感情的な性格だからといって、スタッフ・患者に対して、その感情のままをぶつけていいわけはありません。

懇意にしている院長先生の中には、普段はとてもガサツでいい加減だと自認されている先生がいます。
しかし、そうした普段の先生を全く感じさせないくらいに、仕事中は細やかな気配りで診療をされています。
もちろん、ここの歯科医院は患者が予約が取れないほど流行っています。

・院長として求められること
・歯科医師として求められること
・経営者として求められること

「本当の自分を出す」と言えば聞こえはいいですが、
普段の自分の性格をできない理由にはしてはならないと思います。
「役柄を演じること」と言えば聞こえは悪いですが、
顧客に求められる役柄を立派に演じることは、良い仕事をする上でとても重要なものだと思います。

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こんにちは。
全国介護歯科協会の前田です。

歯科医院マーケティングのための院長のバランス感覚について書こうと思います。

マーケティングというと大きな括りになりますが、誤解を恐れずに平たく言うと、
「いかに自分を良く見せて顧客を惹きつけるか?」
に集約されるところが多分にあると思います。


それは、歯科医院だけではなく多くの企業にとっても同様。
ホームページやチラシ、TVコマーシャルなどのメディアはもちろん、
建物などの外観面や接客においても、直接的・間接的に「いかに顧客に良く見せるか?」を意識しているのがお分かりいただけるでしょう。


できれば経営のことは考えずに目の前の困っている患者の治療のことだけを考えたい。
そうした姿勢が結果的に口コミとなり、医院が繁栄できればいいじゃないか。
この気持ち、とてもよく分かる気がします。


しかし、この「いかに自院を良く見せるか?」のための努力もどうしても必要です。


院長(経営者)のバランスとして、
「治療に向き合う努力」と「自院を良く見せる努力」を比率で表すと・・・


治療に向き合う努力:自院を良く見せる努力=10:0の先生のところは、残念ながら私は流行っているのを見かけたことはありません。


逆に、治療に向き合う努力:自院を良く見せる努力=1:9くらいの、ほぼ自院を良く見せる努力だけに向いている院長のところは・・・流行っていないかというと、流行っているのですね。これも残念ながらですが。


日々診療をされている、多くの院長先生方にとっての比率は、治療に向き合う努力に8割から9割の力を向けているかと思います。


しかし、多くの院長先生を見てきた中での理想的なバランスは、治療に向き合う努力:自院を良く見せる努力=7:3くらいです。


毎日考えることは大変だと思いますので、週に一度、もしくは月に一度でも良いので、自院を良く見せるために振り返ってみることは必要だと思います。
それが結果的に、地域のまだ見ぬ多くの患者さんを助けることに繋がります。

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先日、介護付有料老人ホームで協力体制に関する
打ち合わせを行ってきました。

その施設には協力医療機関として別の歯科がいるのですが、
治療の必要が発生したときだけ依頼するという関係だそうで
年に1~2回の検診、定期的な口腔ケア、スタッフへの勉強会を
行って欲しいとの相談でした。

施設長のほかに、看護師長の方も同席していて、その方も

「口腔の大切さはみな理解しているんですが、実際にどうやって
予防したりケアしていけばよいのかがわからない」

とおっしゃっていました。

サ高住や有料老人ホームは、自立の方から介護度が重い方まで
さまざまな方が入居されているケースがほとんどです。

その中でも、ご自分でケアができない入居者に対して施設側が
効果的な口腔ケアを行えるかどうかは重要な課題と言えます。

こういった部分も含め、最低限の往診的対応でなく、施設と連携して
より関係を強固にすることが求められてきています。

サ高住や有料老人ホームは、まだまだキックバックで繋がっている所が
多い現状ですが、紹介料が問題視されてから本質的な部分で連携歯科を
選び直す施設も増えてきています。

近隣のサ高住、有料老人ホームに一度訪問歯科の状況を聞きに
伺ってもよいのかもしれません。


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前回に関連した内容で、介護保険と生活保護の「併用」について
解説したいと思います。

まず「併用」という意味についてですが、これは生活保護の状態で
且つ介護保険をお持ちの場合のことをいいます。

これに対して介護保険を受けていない生活保護の方は「単独」と
呼ばれます。

では、生活保護の方から新規に訪問歯科の依頼があった場合、
「併用」なのか「単独」なのかどうやってみわけるのでしょうか?

簡単な方法として被保険者番号を確認することで判断できます。
被保険者番号は10ケタから成る番号ですが、Hから始まる場合
その方は「生活保護単独」となります。
※併用の方はHからではなく数字から始まります

もう一つの方法として、その方の年齢である程度判断可能です。
介護保険受給資格が発生するのは65歳からとなりますので、
40歳以上65歳未満の生活保護の方は「単独」ということです。
ですので、併用の可能性が出てくるのは65歳以上の生活保護の方となります。
※65歳以上でも介護保険をお持ちでなければ単独扱いとなります

こういったことを理解して、生活保護法介護券などを見てみると
より仕組みがわかるかと思います。

「介護保険」「生活保護」はとっつきにくいイメージがありますが、臆せず積極的に
色々なケースを経験して身に付けていくことをお勧めします。


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