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平凡の継続が非凡となる

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今日は久しぶりに前職の上司にあたるFさんと食事をしました。

私が前職在籍時のFさんの年齢を軽く超えていることに愕然とするとともに、当時と変わらぬ活力あるFさんを見て、また良い刺激を受けたことに感謝です。


前職時から10年以上Fさんは毎日欠かさずブログを書いています。
正直、ハッと気づかされる時もあれば、何気ないことを書かれている時もありますが、特筆する点は10年以上毎日欠かしていないこと。


今回、なぜFさんはブログを書くことにしたのかを聞くと、
はじめは負けた悔しさからだそうです。
自分のグループの成績は振るわず、飛躍したグループ長が実践していたことをモデリングしようとスタートしたとのこと。


そこから10年以上の継続。
先輩後輩関係なく、一人の人間として純粋に凄いと感嘆します。


Fさんは、「平凡の継続が非凡となる」と話をしていました。
そして、奇しくも最近私がある著名な方から聞いて刺さった言葉は「日々の継続に勝る才能はない」と言う言葉。


一日単位で区切って見た時には、平凡な人と非凡な人で大した違いはわずかかもしれません。
それが1週間→1ヶ月→半年→1年と積み重なっていくなかで、埋められない差がつくことになるのでしょう。

今まで聞いていた言葉が、やけに胸に染み入ります。
そんな年になってきたかもしれません(^^;)

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新型コロナの影響で、多くの歯科医院が売上を大きく落としました。

2~3割ダウンは当たり前で、中には1ヶ月近く休診にしたところもありました。

 

5月下旬から緊急事態宣言も明け、ようやく患者も戻ってくるようになりましたが、医院によって回復にバラつきが出ています。

 

地域にもよりますが、主に院長先生の方針によって変わってきていると思います。

まだまだ恐る恐る診療を再開したところもあれば、4~5月の落ち込みを取り戻すべく、コロナ対策はしながらも、経営改善に舵を切ったところもあります。

 

いくつかの分院展開をしているある医療法人では、売上の落ち込みを最小限に食いとどめようと必死に頑張っている本院の姿勢に引っ張られるような形で、各分院とも売上はV字以上の回復を見せ、すでに昨年同月比でも超えてきています。

 

このコロナによる対応は、賛否が分かれるところでまだまだ予断は許しませんが、自分にとってどこを基準点にして「普通」とするのかによって、行動も結果も変わってくるなというのを経営者としてもコンサルタントとしても改めて感じさせられました。

スタッフが薦めてくれた本を読む

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取っつきやすいか取っつきにくいかと言えば、

かなりの取っつきにくさだった。

 

アメリカ企業のCEOが書いた自伝に近い本で、

かつ、その企業のファンかと言うと、全くそうでもなかったから

感情移入が非常にしにくかった。

 

しかし、300ページ以上の本を読んだ意味が十分にあったと思う。

 

① せっかくスタッフから薦めてくれた本は、経営者として読まない訳にはいかないし、読後感を共有できるのは関係を深める良いきっかけにもなる。

それは、本を教えてもらってから出来るだけ早いほうがいい。

 

 読み進めていくうちに、(これは絶対に自分からは手に取って読まない本だ)と気づいた。逆に言えば、自分が手に取っている興味分野の境界が見えたこと。本を読んで知識を広げているつもりが、どうも本を選んでいる時点で知識の幅に制限をかけていることに気づかされた。

 

 そのうえで、特に終盤にかけて面白さがあり、アメリカのダイナミックな経営手法について興味深く読ませてもらった。資本主義の総本山であり、交渉や契約の本場である臨場感が伝わってきて、日本の商習慣を頭のなかで相対化することもできた。

 

さあ、来週早速その本の感想をスタッフと話してみよう(^^)

ひょんなことから僕のことを思い出してくれてメールをくれた方がいました。

彼は、かつての会社の後輩にあたる人間ですが

多少の上下の世代の違いはあれ、同じ会社時代を過ごした旧友であり、仲間です。

 

メールで返したのですが、久しぶりで近況も知りたかったので

思わず電話して話をしていました。

 

懐かしい当時の話から彼が今がんばっている話や

当時の経験が今も存分に活かされている話まで。

 

良いですね。なんだかしみじみと温かい気持ちになりました。

かつてのことを懐かしく語り、今のそれぞれの仕事にエールを送る。

まさに心理学のTAの「プラスのストローク」の交換です。

 

新型コロナの影響でそんな交流をまだまだ自粛している中だからこそ、

あらためて仲間でワイワイと飲んで語れる有難みを感じるこの頃です。

 

ちなみに、彼は日本の知的財産権を価値あるものとして世に広める活動をしています。

世のため、人のため、ガンバレ!

新型コロナウイルス対策として、次亜塩素酸水(ナトリウムではなく)の加湿器での噴霧が有効だとされ、私もクライアント先にてそのような対策のサポートを行ってきました。

 

ところが、最近527日のニュースで出てきた「次亜塩素酸水噴霧による効果にエビデンスがない。また濃度によっては身体に害を与えるかもしれない」とのこと...

 

正直、ショックでした。

良かれと思って行ったことが、実は効果がないどころか、悪い結果を生むかもしれないからです。大規模な公共施設や病院、介護施設においても日本全国で取り入れていた対策でしたので、「みんながやっている」ことに、よもやその対策は効果がないという思いは欠落しておりました。

 

思えば、PCR検査にしても、「世界中でPCR検査をしている!なぜ日本だけやらないのか!」と政府の対応を批判していた時期が当初ありましたが、その後の論調としては、「PCR検査の精度の問題、また陽性であったとしても軽度・無自覚の方まで入院させると医療崩壊を起こす」ということで、PCR検査を抑制的に実施していたことが逆に称賛される流れとなったように思います。

 

これが、当初の「PCR検査をするべきだ!」という勢いに呑まれて行っていたとしたら...

今回の次亜塩素酸水噴霧においても、同じような問題の構造に思えてなりません。

コロナ新薬の薬事認証においても、またワクチン開発においてもおそらく同様の構造があるのでしょう。

 

医療、健康の分野においては、スピードは重要ではありますが、やはり「その対策が有効なのか、また副作用や害はないのか?」そういった点もしっかりと検証したうえで、マスコミに踊らされることなく進めていくべきだと、大いに反省するとともに改めて考えさせられました。

東日本大震災の時、ガソリンを高値で売っていたガソリンスタンド。

自転車を2倍以上の価格で売っていた自転車屋。

10年が経とうとしている今どうか。

見事に潰れているらしい。

 

教えてくれた福島の院長先生は、昨年の大雨で本当に大変な目に遭われた。

その後、何とか持ちこたえてリニューアルオープンをすることができた。

その時に多くの方たちに助けてもらったことを、非常に恩義に感じておられる。

 

助けを求めている人に

助けてほしいタイミングで助けてあげたい。

 

その院長先生の言葉だ。

 

今回、国から支給される10万円。まだ封書すら来ていないが、

まさに今、困っている飲食店にお金をたくさん使ってあげたいと、

従業員の旦那さんが経営している料理屋さんに私を連れて行って下さった、

不足しているだろうからと、消毒用エタノールを手土産に。

 

本当に心が洗われた。

従業員も旦那さんも心から喜ばれていたのは言うまでもない。

 

そんな院長先生をサポートしていることを誇りに思うとともに、

私も今困っているという人たちを助けていきたい。

「学び」と「実践」の間にある壁

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単純に学習するだけなのは、フィクションに近い。小説や映画みたいなものです。

 

どのように実践に活かせるかを考えながら学習すること。

学習効果は格段に高くなるでしょうが、まだ実践までには壁があります。

 

壁、この壁とは何かというと、恐らく恥や恐怖の壁。

学びたての頃は、誰しも未熟なでもの。 

そして未熟であるがゆえに、笑われるかもしれない。

迷惑をかけるかもしれない。判をされるかもしれない。

 

そんな壁が、「学び」と「実践」の間にあるわけです。

まったくしょうもない。

 

私が今まで会ってきた成功者と言われる人たちは、実践者でした。

実践する価値を理解しているし、他の成功者(実践者)を尊んでいました。


勉強会に出ること、講演会で話を聞くこと。

とても刺激を受けるし大切なことだと思います。


刺激を受けた後は、、、心がモヤモヤする前に、一歩を踏み出しましょう。

新人教育などで使い古された手法の「日報」。

私も目新しさはなかったのですが、やってみて効果を実感しました。

 

一日の振り返りを改めてしてみると、

日々学びがあることに気づきます。その多くは書かなければ忘れてしまうようなものなのですが、日誌で言語化することで経験としてより深く積み重ねることができます。

考えや感情を言語化して心の整理をすることもできます。

 

また、一日の振り返りだけではなく、明日の予定もスケジュールとして書いていくと、

明日のイメージトレーニングができるのです。

実感として、生産性が1.2倍くらいには上がっているのではないかと思います。

 

仕事のスピードは、「着手スピード(その仕事に取り掛かるまでの早さ)」と「業務スピード(その仕事自体をこなす早さ)」に分解できますが、そのいずれもが早くなったと感じます。

 

事前のイメトレによって、予想外のことが減るだけではなく、予想外のことが起こった時に、軌道修正するべきポイントが分かっているので、その対応も早くなります。

 

目新しい対策ではありませんが、日誌を少々舐めていました。

本当に良い事尽くめで、恐らくこれを1年続けると相当成長するだろうなというのが分かります。一流のアスリートや有名な経営者が日誌を書き続けているという理由も頷けます。

 

問題は、継続力。

良いとは分かっていても、なかなかどうして人間は面倒くさいことは続かないものです。

 

それについては、また次回にでもお伝えします。

 

ちなみに、日報と日誌の違いは、日報は誰かに報告するものであるのに対して、日誌は自分の振り返りのために記録するものです。

個人的には、その定義の違いよりも、「一日の振り返り」と「翌日の予習」ができるフォーマットであることが大切であると認識しています。

ピンチに陥った時に心がけること

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昨夜の東海道新幹線では、facebookなどSNSでの友人の記事を見ていると「一車両に23人」というイメージでしたが、各シートの窓際が埋まっている状況でした。

コロナ前と比べるとまだまだですが、かなり往来が戻ってきているように思います。

ここから経済を回していこうとする人たちを心強く思う一方で、人手が多くなってきて大丈夫かな...とも思う、少々複雑な心境でした。

 

さて、緊急事態宣言が明けて、私が仕事で関わる人の数もまた戻ってきました。

話題に上るのはやはりコロナの影響。

軽微な影響で済んでいる方もいる一方で、先行きが全く見えずに苦しんでいる方もいらっしゃいます。

 

待っていても以前には戻らない。

ならばこの苦境を打開するために出来る事は何でも試してみよう!

その前向きな気持ちに刺激を受けますし、私ももちろんそのつもりです。

 

しかし、ここで気をつけなければならないことは、

「頑張ることが目標化してしまうこと」。

苦境に立たされた時、ともかく目の前のことをがむしゃらに精一杯行う。

これは一つの打開策ではありますが、同時に、目の前に集中するがゆえに「目的=ゴール」を見失いがちです。

 

こんなピンチの時期だからこそ、まず「目的=ゴール」を定める。

そして、そのゴールに向かって何をなすべきかを要素分解して、TODOを一つ一つ積み上げていく。そうした冷静な視点もまた必要な時期なのだと考えます。

 

ともにがんばりましょう!

久しぶりの東京~東北出張

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4月の緊急事態宣言を受け、出張しての経営サポートをしばらく自粛して、

電話・メールでのサポートを続けておりましたが、ようやく緊急事態宣言も明けて出張の再開となります!

 

今までの日常が壊されて、自粛期間を経ての新しい日常の再構築。

 

歯科医院の先生方にとっても、歯科医院経営やまた家庭生活においても、

改めての仕切り直しに取り掛かっていることでしょう。

 

コンサルタントとしての力の見せ所。

少しでも力になれるよう、奮闘してきます。