全国介護歯科協会 副代表の永山です。
最近、「患者紹介ビジネス許せない」という記事をみかけました。
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記事の内容は、
・訪問診療患者を医者に紹介することで診療報酬の一部を受け取る
「患者紹介ビジネス」が問題になっている。
・施設への訪問診療でも、多数の高齢者に医療保険を使って長期間行うケースがある。
・診療報酬改定の度に在宅関連の点数だけがアップしている。
・患者紹介ビジネスのようなモラルハザードは許せない。
というものでした。
この記事は訪問歯科だけでなく、訪問診療全般に対して書いてありますが、
実際、多くの訪問歯科サポートの業者も診療報酬から20%~35%を
歩合として要求している現状があります。
こうなってしまうと、歯科医院にとっては「訪問診療の質よりも量」に
どうしても意識が行ってしまいます。
その代償は、結局患者さんが払うはめになってしまうのです。
もともと全国介護歯科協会は、そういった訪問歯科の状況に憤りを感じ、
「歩合は一切いただかない」ということを理念に良質な訪問歯科が全国に
普及するよう代表の前田が起ち上げた協会です。
現在、患者紹介ビジネスに関して特に規制等はありません。
しかし、こういった事をきっかけに、患者紹介ビジネスが問題視されることで
何らかの対策が取られることを願っております。
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