その他: 2012年7月アーカイブ

香港出張に行ってきました

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全国介護歯科協会の前田です。

 

昨日まで香港で外資のコンサルタントの方と合同で勉強会を行っていました。

香港は10年ぶりくらいに行きましたが、やはり街に活気があります。

「相手のペースや立場を気遣う」ことが日本の良さなら、

「スピードや効率性を求める」ことが香港の良さに思いました。

悪く捉えれば

「スピードや効率性が二の次」の日本と、

「相手の立場を気遣うのが二の次」の香港。

 

しかし、2012年の国際競争力ランキングでは、

日本が27位に対し、香港が1位。

この指標が全てではありませんが、

日本にだけいると、どうしても自分の常識 = 日本の常識 ≠ 世界の常識

というようになってしまうのかもしれません。

 

「敵を知り、己を知らば百戦危うからず」の如く、

世界を知り、日本を知ることで、日本の再興が実現するのかもしれません。

 

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患者さんの生活を考えた治療

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優デンタルクリニック 院長 木下です。
(全国介護歯科協会)

私が歯科医師になったばかりのころ、ご高齢や有病者の方が多く受診される
総合病院の歯科を見学させていただく機会がありました。


その時、定期検診にいらした患者さんの入れ歯を見て私は不思議に思いました。
ない歯の本数に対してバネの数がとても少ない入れ歯でした。

『これだったら、こことあそこにバネをつけた方がしっかりするのになぁ・・・』

なんて思っていた私に担当の先生が教えてくださいました。

「あの方はパーキンソン病なんだよ。
でも、できるだけ自分のことは自分でしたいということでこういう形なんだよ。」

パーキンソン病の方は指先を思うように動かすのが困難なことがあります。

なるほど!!

歯科医師になりたてで教科書でガチガチだった私の頭を
その先生の言葉が柔らかくしてくれました。


確かに私が思うバネの数を使った入れ歯を作ってしまえば
外れにくくはなるでしょうがご自身で外すことが難しくなってしまいます。

そうすれば誰かに外してもらわなくてはなりませんし、
それを申し訳なく思ったり、いやだと思えば
入れっぱなしになって口腔環境が悪化してしまします。

私にとって、とても貴重な体験でした。


それから随分と時が経ち・・・
訪問診療を通して
私もご高齢や有病者の方の治療をさせていただく機会が多くなりました。

あの時の経験を生かし、今私が常に心に思っていることは

口の中だけでなく、その方の持っている疾患はもちろん
背後の生活環境を考えた歯科治療を行う努力をする

ということです。


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