介護施設の種類について③ 【入所型】

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全国介護歯科協会の永山です。

介護施設の種類について、第三回目になります。

今回は下記3つの入所施設について解説したいと思います。


【有料老人ホーム】
★介護保険算定可能

・ 入居条件は施設によって異なる
(基本、65歳以上であれば他に条件がないところがほとんど)
・ 入居一時金が高額なところが多い
・ 食事、入浴、排泄介助などのサービスがある
・ 基本的にかかる費用は入居者が全額負担する形となる
・ リーズナブルなところからハイグレードまで予算と内容に応じて選ぶことが可能


【グループホーム】(痴呆性高齢者グループホーム)
★介護保険算定可能

・ 認知症(痴呆症)の高齢者が対象
・ 65歳以上で、要支援2もしくは要介護1以上の方が利用可能
・ 地域密着型サービスで、基本的に施設と同じ地域に住民票がある人に限られる
・ 1ユニット5人~9人で共同生活をしている
・ 認知症の知識を持ったスタッフが常駐
・ 家庭に近い環境で自立した生活を送ることで認知症を緩和する
・ 特養の空き待ちで利用する人も多い


【ケアハウス】(経費老人ホーム)
★介護保険算定可能

・ 60歳以上の高齢者が対象
・ ほとんどのところが個室
・ 家庭に近い環境で支援サービスを受けながら自立した生活を送ることができる
・ 寝たきりになったり重い介護が必要になった場合、退去しなければならない
・ 自治体の助成を受ける形で比較的定額で利用することが可能

★部分に注釈させてもらいましたが、今回紹介した3つの介護施設に関しては
訪問歯科を行った場合、介護保険を算定することができます。

前回お伝えした介護保険を算定することができない施設かどうかだけチェックすれば
わかりやすいかと思います。

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