内視鏡による嚥下の検査

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宮本歯科 理事長 宮本です。

(全国介護歯科協会 東日本統括)


先日、某施設にて、内視鏡による嚥下の検査を
歯科大学のご協力により行いました。

患者様は半年前、大腿骨骨折。
入院中に胃瘻(胃に穴をあけ、直接栄養を流し込む)を行っております。
食欲もあり、ご家族も「食事をさせてあげたい!」
そういった希望により今回検査することになりました。

飲み込みができるか、できないか?
ティースプーン1杯のゼリーを
むせる事無く飲み込めるのか?
内視鏡で確認するのが、今回の検査の主な目的です。

一同 画面に注目。
見事!
気管に入る事無く、飲み込む状況が確認できました。
しばらくは、栄養ゼリーのみですが、
今後の検査の結果によっては、「とろみ食」開始となりそうです。

患者様は「うなぎ」が食べたいとの事。
無理もありません。となりが鰻屋さん。
日中、良い香りが施設内に入り込んできます。
刻んだうなぎが最終目標でしょうか。

患者様、ご家族様、施設の方々、
お疲れさまでした。
歯科大学の先生
ありがとうございました。


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