こんにちは。
全国介護歯科協会の前田です。
年の瀬もせまり、皆様お忙しいところと思います。
また、この時期は忘年会などで酒の席も多い季節。
そんな時に、先輩方から聞く成功体験のお話についてですが、
先日このようなことがありました。
あるクライアント先での忘年会に参加したのですが、
院長先生と若い勤務医の先生との会話の中で、
院長先生からの成功へのアドバイスをされていました。
非常に含蓄に富んだ良いお話でしたが、
私が聞いていて、（これは若い先生にはうまく伝わっていないだろうなぁ）と。
なぜならば、そのアドバイスは、（成功されている）院長先生からの現在の視点でのアドバイスで
あって、ちょうど若い先生がこれから遭遇するであろうタイミングでの視点や気持ちとは異なるように思えたからです。
成功者のお話を聞くのは、とても有意義ですが、
若い人たちにとって、「今」「このタイミングで」「どのように」考えて行動するのがいいのか？
そうした成功途上でのお話を聞く難しさというのを感じました。
例えば、成功されている先生が、
「良い治療をしていれば、それが自然と口コミになって患者さんが集まるよ」
とアドバイスされたとしても、それはこれから開業される先生にとっては、大切なことではありますが
それだけが正解とは言えません。
やはりある程度、初めの時点では良い治療をしているといった広報活動は必要になってくるわけです。
せっかくのお酒の席ですから、成功途上の若い先生方は、少し突っ込んで聞いてみられるのもいいと思います。
・今の自分と同じような境遇の時に、どのように考えて行動し、どういったハードルがあって、それをどういうようにクリアしていったのか。
・そして、今振り返るとどういうようにしていればより効果的だったのか。
もちろん、失礼のないように聞いて下さいね（笑）
