2015年1月アーカイブ

全国介護歯科協会の永山です。

「食べること」は、咀嚼・嚥下機能として人が生きていくための重要な
機能のひとつですが、特に高齢者の方にとっては日常生活の中で
の大きな楽しみや喜びにもなっています。

その「食べること」が口腔内のトラブルや摂食嚥下障害で辛いこと、
苦しいことになってしまっている高齢者の方が増えてきているのも事実です。
特に在宅にて適切な治療や口腔ケアができない方が多く見受けられます。

この「食べること」を守るため、つまり食べることが楽しみや喜びと
感じられるようにサポートすることが、今後の訪問歯科診療の大切な
目的の一つになってくるのではないでしょうか。

治療や口腔ケアであれば、歯科医師や歯科衛生士だけで行うことも
できますが、摂食嚥下機能の評価や口腔リハビリテーションを正しく
安全に行っていくには、医科との連携も必要になってきます。

近年、摂食嚥下や口腔リハビリの分野が盛り上がってきてはいますが
まだまだ実際の現場で展開している歯科医院は少ないのが実情です。
また、医科との連携が取れている医院は更に少ないと感じます。

超高齢社会を迎え、国の方針としても介護の引き下げなど施設から在宅へ
という流れを推し進めていて、今後在宅診療の需要が高まることは必然です。

その流れの中で充実した訪問歯科診療を提供し、高齢者の「食べること」を
守るためには

・摂食嚥下の評価
・口腔リハビリ
・医科との連携

この三つの要素が必要不可欠になるかと思います。

※全国介護歯科協会のサイトはこちら

成功するまで諦めない

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こんにちは。
全国介護歯科協会の前田です。

新年が始まり、正月気分も抜けて
仕事に邁進されておられる時期かと思います。

訪問歯科についてのご依頼も、それを反映してか
正月が明けて、最近また増えてまいりました。

最近多くいただくご質問としては、
「今から訪問歯科をはじめても成功するのか?」
といった内容です。

もちろん、3年前、5年前と比べて、競合する訪問歯科医院が
増えており、立ち上がりもなかなか苦労されるケースが多くなってきているのも事実です。

しかし、患者からのダイレクトな反響ではなく、
ケアマネ経由での紹介依頼がメインであることは変わらないことから、
やはりケアマネとの関係をしっかりと地道に築いていくことが何よりも大切です。

一巡しての営業で反響がなかったからと言って諦めないことです。
失敗という表現もおかしいですが、
失敗→諦める では、絶対に成功しません。
失敗→失敗→失敗→成功 といったように、諦めずに続けていくこと。
それもまた成功にとって必要なことだと思います。

2015年もぜひ皆様にとって良い一年でありますように。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

前田剛志

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みなさま明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い致します。

全国介護歯科協会の永山です。

早速ですが、新年一発目の口腔体操イベントのお手伝いをしてきました!
今回は宅老所さんです。(※写真をご覧ください)

参加者は十数名で、平均年齢85歳以上、最高齢の方はなんと97歳でした。
それでもみなさんとてもお元気で、最高齢の方も腕をほぼ真上まで上がて
体操をされていました。

体操が終わってから少しお話もさせていただいたのですが、とてもしっかり
話されていて、耳も遠い様子もないくらいでした。

昔から食べることが大好きだそうで、残念ながら歯は残っていないのですが
入れ歯をしているおかげで今でも何でも食べれるとおっしゃっていました。
体操も誰よりも頑張っていた印象もありました。

やはり、私自身こういったお話を現場で直接聞くととてもモチベーションが
上がります!!

今年も訪問歯科を通じて色々な方のお手伝いが出来ればと思います!


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