mahiro: 2014年10月アーカイブ

行動という指標

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全国介護歯科協会 統括本部長の黒野です。



今年も残り2ヶ月となりました。

このブログを見ていただいている方々はきっと勉強熱心で
日々成長していこうと行動しているかと思います。


その成長というのも、どの尺度で評価をすれば良いのか?
自己評価で良いのか、客観的な評価を参考にするのか?


どちらも大事だと思いますが、やはり「行動が変わった」というのが
最も信頼出来る指標なのではないでしょうか。


医院の情報共有がうまくいかないというのであれば
ミーティングの時間に確実にそれを埋められる時間を設けたり。
その時間に名前を付けて、形にすれば当初の目的がブレずに
継続されるのではないでしょうか。



そして医院の運営を変える前に、自分を変える事が出来なければ
イニシアチブを取って、皆をひっぱる事は出来ません。


院長の影響力は皆さんが思っているよりも大きいもので
ある医院さんでは受付の季節感が一年中ほぼ変わらなくて


院長が待合室にハロウィンのカボチャの置物を気まぐれにおいたところ
それを見たスタッフが少しずつ置物を増やし、かわいらしい待合室に
なったというお話を聞きました。


小さい一歩でも自分や誰かへのGOサインになるような一歩もあります。
是非「行動して、振り返り、その結果を見渡して下さい」
私は寝る前にノートを開いてボールペンを持つようにしています。


その変化に自分がコミットしているという気づきは
次への活力にもなるはずです。




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カレンダーでのご挨拶?!

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全国介護歯科協会 副代表の永山です。

先日、訪問歯科の営業レクチャーである医院さんに
お伺いした際、スタッフさんに

「医院で来年のカレンダーを作ったので資料と一緒に渡していいですか?

と言われました。

よく医院で発行している通信などを一緒に渡すことは
ありますが、カレンダーは私も初めてで、

「せっかくなので、一度配ってみましょうか」

ということになりました。

実際配る前に、私はおまけ程度にしか考えていなかったのですが
思いの外もらったケアマネさんの反応が良く驚きました。


反応が良いと感じた理由は・・・

・『カレンダーはよく使うので助かる!』と喜んでもらえる。

・初対面なのに、今まで関係があるような雰囲気が生まれ距離がグッと縮まる。

・『もう今年もそんな季節なんですね!?』とケアマネさんとの話が広がる。

・カレンダーなのでケママネさんも気兼ねなくもらいやすい

です。


また、もう一つ今回驚いたことがありまして・・・
実はその医院さんでは3種類のカレンダーを作ったそうなのですが、

「スケジュールなどを書き込みやすい、メモスペースが一番広いものが
ケアマネさんに喜んでもらえるのではないか?」

と考えて、そのスタッフさんが一番余白が広いデザインのものをしっかりと
準備されていたことです。

ここまで相手の立場になって考える姿勢、脱帽です。。。
私も大きな気付きを得て、初心に戻ったうような気持ちになりました。

みなさんも医院のカレンダー作り検討されてみてはいかがでしょうか?


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スタッフ研修で本を読む意義

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こんにちは。
全国介護歯科協会の前田です。


スタッフ研修で読書感想文を書くというお話を
聞かれたことはありますか?

院長もスタッフも
「学生じゃあるまいし、今さら読書感想文なんて・・・」
という声もよく聞きます。

しかし、これにはいくつかの効果があります。

メリット1) スタッフ全員が同じ書籍を読むことで、適当に読んだ感想文はバレてしまうので、
       (そのスタッフなりに)真面目に読むようになる。

メリット2) 院長がスタッフに指示したい内容も、その本に書かれているものであれば、
       スタッフも院長の指示の意図が分かるため理解してもらいやすい。

メリット3) 同じ書籍を読むことで、共通の話題が増えて、スタッフー院長間のコミュニケーション
       も円滑になりやすい。


もとより、読書は楽しいものですから、
めったに本を読まないスタッフにもその楽しさを分かってもらえたら嬉しいですね。

本の選定は、院長が今後スタッフにどういう視点を身につけてほしいのか?
を元に決められたらいいと思います。

ぜひお試しください。
全国介護歯科協会 統括本部長の黒野です。

皆様はこの著書の存在をご存知でしょうか?




このタイトルを見て、ドキっとされる方も多いと思います。

そしてもしそうなら、その感覚的な危機意識をそのままにせず
医院のHPの見直しに繋げて欲しいと思います。

この本を私が読もうと思い立ったのも、協会スタッフで定期的に行なっている勉強会の
課題書籍になったからなのですが、メンバーの全員が協会のHPの機能性について
どこか見直す必要があると感じていたからです。

そしてブログで定期的な更新を行なうようになったのも、ブログもHPの一部としてその情報発信の重要性を見直したからです。


私どものスタッフの中にもHP作成のプロフェッショナルがおります。
訪問歯科診療のアドバイスと共にHPに関するご協力の体制も今後ニーズがあれば整えていきたいと思います。

「こんなサービスがあれば・・・」などのご意見を頂ければ幸いです。
皆さまのお声から新しいアイデアは生まれます、是非お声を頂戴出来ればと思います。


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訪問車のあるあるトラブル②

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全国介護歯科協会 副代表の永山です。

前回に引き続き、訪問車で実際にあったトラブルについて
種類と対処法を2つご紹介したいと思います。

③キーの閉じこみ

これは私も苦い経験があります(汗)
お話を伺っていて多いケースは、トランクに荷物を積んでいて
一緒に鍵をいれて、そのまま閉めてしまったというケースです。
次のアポなどが入っていると本当に困ってしまいますね・・・

【対処法】
スペアキーを車体下部に貼り付けてある場合は、場所を思い出して探しましょう。
ない場合は、ロードサービス(JAF等)を呼んで開けてもらうしかありません。
私がJAFにお世話になった時は来るのに30分、開けるのに5分でした。
国産車であれば比較的簡単に開けることができるそうです。


④タイヤのパンク

言うまでもありませんが、運転中にパンクやバーストしてしまうと大変危険です。
教習所でも習いましたが、以下の3点を日ごろからチェックするようにしましょう。

1.空気圧のチェック
2.キズ・亀裂などのチェック
3.溝があるかのチェック(摩耗)

ただ、気を付けていても釘などを踏んでしまいパンクするケースもあります。
その場合は以下の対処法を参考に対応してください。

【対処法】
緊急用タイヤが積んである場合、ジャッキを使って正しい手順で交換を行います。
緊急用タイヤがない場合は、次の2つの方法のどちらかで対応するようにしましょう。
危険なので、絶対にパンクしたまま走ってカーショップなどに行くのはやめてください。

『対処法① パンクしたタイヤを持って、カーショップなどで修理してもらう』
タクシーを利用するか知り合いに頼んで、パンクしてしまったタイヤを近くのガソリンスタンドや
カーショップに持ち込んで修理してもらいます。それを現場に持って戻り取り付けます。

『対処法② ロードサービスに依頼する』
状況に応じて、車ごと持っていくかその場で応急処置をするなど適切な対応をしてくれます。


前回、今回と訪問車のトラブルについて種類や対処法を紹介させていただきました。
ひとつ言えることはロードサービスに加入していれば、大事には至らないということです。

私もキーの閉じ込みをしてから、JAFに入りました。
年会費5,000円ほどで多くの無料サービス(キーの閉じ込み解除、バッテリー上がり等)を
利用することができます。無料で呼べると本当に気が楽ですよね。
お恥ずかしい話ですが、入会してからバッテリー上がりで3回ほど利用しています。

また、JAFは加入者が乗っていれば、車の持ち主でなくても呼ぶことができます。
私は決してJAFの回し者ではありませんが、自動車保険にロードサービスがついていない方は
JAFに加入されるのが一番安心なのではないかと思います。

日ごろから定期的に点検をして、安全な訪問診療を展開しましょう!

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こんにちは。
全国介護歯科協会の前田です。

歯科医院マーケティングのための院長のバランス感覚について書こうと思います。

マーケティングというと大きな括りになりますが、誤解を恐れずに平たく言うと、
「いかに自分を良く見せて顧客を惹きつけるか?」
に集約されるところが多分にあると思います。


それは、歯科医院だけではなく多くの企業にとっても同様。
ホームページやチラシ、TVコマーシャルなどのメディアはもちろん、
建物などの外観面や接客においても、直接的・間接的に「いかに顧客に良く見せるか?」を意識しているのがお分かりいただけるでしょう。


できれば経営のことは考えずに目の前の困っている患者の治療のことだけを考えたい。
そうした姿勢が結果的に口コミとなり、医院が繁栄できればいいじゃないか。
この気持ち、とてもよく分かる気がします。


しかし、この「いかに自院を良く見せるか?」のための努力もどうしても必要です。


院長(経営者)のバランスとして、
「治療に向き合う努力」と「自院を良く見せる努力」を比率で表すと・・・


治療に向き合う努力:自院を良く見せる努力=10:0の先生のところは、残念ながら私は流行っているのを見かけたことはありません。


逆に、治療に向き合う努力:自院を良く見せる努力=1:9くらいの、ほぼ自院を良く見せる努力だけに向いている院長のところは・・・流行っていないかというと、流行っているのですね。これも残念ながらですが。


日々診療をされている、多くの院長先生方にとっての比率は、治療に向き合う努力に8割から9割の力を向けているかと思います。


しかし、多くの院長先生を見てきた中での理想的なバランスは、治療に向き合う努力:自院を良く見せる努力=7:3くらいです。


毎日考えることは大変だと思いますので、週に一度、もしくは月に一度でも良いので、自院を良く見せるために振り返ってみることは必要だと思います。
それが結果的に、地域のまだ見ぬ多くの患者さんを助けることに繋がります。

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全国介護歯科協会 統括本部長の黒野です。

今回は当協会のメールマガジンのご紹介です。

こちらをご覧でメールマガジンに登録して頂いている方も
多くいらっしゃるかと思います。
しかし定期的な発行が出来ていなかったのが現状です、申し訳ありません。

この度リニュアールし読みやすく、役に立つ情報発信の為に
コンテンツの整理や、情報の棚卸しなどを行いました。

メールマガジンへの登録はこちらからお願いします。

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訪問車のあるあるトラブル①

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全国介護歯科協会 副代表の永山です。

今回は訪問車で実際にあったトラブルについて
種類と対処法を2つご紹介したいと思います。

①バッテリーあがり

これがダントツで多いトラブルかと思います。
最近あったのは、お盆休みも重なり2週間ほど乗らなかったら
エンジンがかからなくなっていました。
その他にも室内灯やライトの付けっぱなし、ハザード出しっぱなしで
あがってしまったという話もお聞きします。

【対処法】
取り急ぎの応急処置としては、近くに頼める車がいればブースターケーブル
(赤と黒のものです)を使ってエンジンを始動させることができます。
それが難しい場合は、ロードサービス(JAF等)を呼ぶしかありません。


②飛び石でフロントガラスにヒビが入る

これも実は最近ありました。が、気を付けようがないことですよね;
車屋さんに聞いたところ、その時点で気付かない場合が多いそうですが
「パチッ!」という大きな音がするそうです。

このトラブルの怖いところは、放置しておくとだんだんヒビが広がっていくことです。
特にフチに近い所のヒビが縁まで来てしまうと、フロントガラスが割れやすい状態に
なってしまうそうです。

【対処法】
500円玉より小さいキズであればウインドリペアというサービスで修復できます。
大きいキズの場合は、フロントガラスを交換するしかないそうです。
ウインドリペアはオートバックスの一部の店舗などでも対応しています。
「小さいキズだから・・・」と放置せずに、ひどくなる前にきちんと対処しましょう!

ミニ知識として覚えておくと、いざという時役立つかもしれません。

また、機会がありましたら他のトラブルについても紹介させていただきます。


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全国介護歯科協会の前田です。

歯科医院が、例えば訪問介護やデイサービスなどの介護事業をする上での留意点について書こうと思います。

最近、歯科医院の先生方から、「新しく介護事業を行いたいがアドバイスしてもらえないか?」という依頼が多くなってきました。
すでに、我々の会員でも、訪問介護やデイサービス、サ高住などを新規事業として行っているところもありますが、うまく成功させる上でのポイントは、「新規事業の核となる信頼できるスタッフがいるか否か」です。

医療と介護は、隣接した業界とはいえ、業務内容も必要な知識なども全く異なります。
そうした中で核となるスタッフがおらずに、何かトラブルが起こった場合に、
院長先生は指示できるでしょうか?
・・・できませんよね。。 (人として)とか(一般的には)などの本当に当たり前の内容でしか指示ができないと思います。

また、核となるスタッフの能力が低い場合も同様の問題が起こってしまいます。

つまり、何かの新規事業を行う場合には、その業界にある程度精通できていて、人間的にも問題のないスタッフがポイントとなります。

そういった意味では、訪問歯科については、これから訪問歯科を始められるとしても、院長が歯科治療については精通しているという点で、他の介護事業とは全く異なるといえます。