問題意識を持つ重要性

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こんにちは。
全国介護歯科協会の前田です。

受験シーズンも佳境を迎え、
私のお付き合い先の息子様、娘様も
「無事、〇〇中(高)に合格しました!」
という嬉しいお声を聞こえてきました。

合格までには、私には見えない色々なエピソードがあったでしょうが、
それでも、勉強好きの親の背中を見て、受験勉強に励まれたお子様がイメージできます。

私たち大人には、「合格」という判定はほとんどありませんが、
それでも、日々の仕事の中で「合格」に至るまでの努力が必要です。

問題には、3つのランクがあります。

最も簡単な問題は、「答えが明確にある問題」です。
しかし、当たり前のことですが、企業内外における様々な問題には、「これが答えだ!」と
できる明確な答えはありません。それが、「答えが明確にない(または複数個ある)問題」です。
その中で最適解を選び出して、行動していかなければなりません。
よく言われる PDCAサイクルですね。

さらに、もっと複雑化してくると、「そもそも何が問題なのか?」が分からなくなってきます。
それが「何が問題か不明確な問題」です。
そこで必要になってくるのは、何を問題と定義するのかの「問題設定」と、
自らの意識としての「問題意識」です。

長く経営を続けておられると、簡単に日常が過ぎ去っていくなかで、
「何が問題なのか?」が分からなくなってくる時が来ると思います。
そのような中でも、問題意識を持ち続け、PDCAサイクルを回していく。
そうした経営者または企業が成長を続けています。

我々もまた問題意識を持ち続け、成長を続けられる組織として頑張っていこうと、
受験での喜びの声を聞きながら思いました。

前田剛志