久しぶりの投稿となります。
全国介護歯科協会の代表の前田です。
新型コロナウィルスの歯科医院経営への影響は、本当に甚大なものとなっています。
特にメンテナンスを主体において取り組まれてきた歯科医院は、
患者数も激減して、一時的には患者数が5割以上も減少している、
あるいは、もっと酷い状況の医院もあると報告を聞いております。
しかし、ようやくここに来て、新型コロナ感染者数も落ち着いてきて
出口が見えてきたようにも感じますが、この2か月間の自粛期間を経て
私たちの心境にも多くの変化が生じていることにお気づきでしょうか?
「清潔と不潔に敏感になっている」
「人との会話もマスクなしだと少し怖く感じる」
「出来るだけ人との距離は空けておきたい」
等々...
皆さんはいかがでしょうか。
この変化が一過性のものとなるのか、それともこれからも続いていくものとなるのか。
いずれにしても緊急事態宣言明けのアフターコロナにおける、
歯科医院の診療体制や運営面では心がけていく点がいくつかあるかと思います。
感染対策を徹底して、清潔な治療空間を整備していることは、
今まで以上に患者さんから気にされることでしょう。
待合室が混み合う場合は、外で待ってもらったり、飲食店の呼び出しブザーを持ってもらったりされている先生方もおられます。
また、オンライン診療が医科では適用されるようになってきましたが、歯科ではできない様に思われるかもしれませんが、例えば「インプラント相談」や「矯正相談」など、治療の伴わない相談面については、オンラインで進めていくのもいいかと思います。
各歯科医院での工夫で、アフターコロナを乗り切っていただきたいと心から思っております。