新型コロナウィルスの最近のブログ記事

新型コロナもだんだんと落ち着いてきまして、テレワークも解除されて、今まで通り出社して働くスタイルが戻りつつあると聞きます。


しかし、これは完全に私の主観ですが、「おおっ!」と感じた事例をいくつか目にしたことで、(せっかく新しい技術に順応しようとしていたのにまた元に戻していいのかな??)
と思っている所です。


まずは、私の介護施設でのお話です。
今も進行中ですが、新型コロナへの警戒から入居者の家族さんでさえ、施設への立ち入りが制限されています。
そんな中で、80代の入居者(親)と60代の家族(子)とビデオ通話をされていたようです!!


また、ケアマネジャーへの介護の相談は今まではお電話や来所されてがほとんどだったのですが、なんと60代のご家族が携帯番号から調べてLINEで相談が来たとのこと!


ビックリしませんか!?(私だけでしょうか...)


年齢で区切って、「高齢だからITや新しい技術に弱い」とは一概に言えないなと少々反省しました。

今回のコロナによって変わらざるをえないという力は、今までになく強い力だったのではないでしょうか。


せっかく身に付けた新しい力ですから、コロナが落ち着いた後も続けてほしいなあと思います。


ちなみに、当社での面接も、対面面接ではなくオンライン面接を試験的に導入してみましたが、概ね良好でした!
(少しPCの内蔵マイクがノイズを拾い過ぎて聞き取りにくかったので、マイクスピーカーを購入しようと検討中です(#^^#))

新型コロナウイルス対策として、次亜塩素酸水(ナトリウムではなく)の加湿器での噴霧が有効だとされ、私もクライアント先にてそのような対策のサポートを行ってきました。

 

ところが、最近527日のニュースで出てきた「次亜塩素酸水噴霧による効果にエビデンスがない。また濃度によっては身体に害を与えるかもしれない」とのこと...

 

正直、ショックでした。

良かれと思って行ったことが、実は効果がないどころか、悪い結果を生むかもしれないからです。大規模な公共施設や病院、介護施設においても日本全国で取り入れていた対策でしたので、「みんながやっている」ことに、よもやその対策は効果がないという思いは欠落しておりました。

 

思えば、PCR検査にしても、「世界中でPCR検査をしている!なぜ日本だけやらないのか!」と政府の対応を批判していた時期が当初ありましたが、その後の論調としては、「PCR検査の精度の問題、また陽性であったとしても軽度・無自覚の方まで入院させると医療崩壊を起こす」ということで、PCR検査を抑制的に実施していたことが逆に称賛される流れとなったように思います。

 

これが、当初の「PCR検査をするべきだ!」という勢いに呑まれて行っていたとしたら...

今回の次亜塩素酸水噴霧においても、同じような問題の構造に思えてなりません。

コロナ新薬の薬事認証においても、またワクチン開発においてもおそらく同様の構造があるのでしょう。

 

医療、健康の分野においては、スピードは重要ではありますが、やはり「その対策が有効なのか、また副作用や害はないのか?」そういった点もしっかりと検証したうえで、マスコミに踊らされることなく進めていくべきだと、大いに反省するとともに改めて考えさせられました。

ピンチに陥った時に心がけること

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昨夜の東海道新幹線では、facebookなどSNSでの友人の記事を見ていると「一車両に23人」というイメージでしたが、各シートの窓際が埋まっている状況でした。

コロナ前と比べるとまだまだですが、かなり往来が戻ってきているように思います。

ここから経済を回していこうとする人たちを心強く思う一方で、人手が多くなってきて大丈夫かな...とも思う、少々複雑な心境でした。

 

さて、緊急事態宣言が明けて、私が仕事で関わる人の数もまた戻ってきました。

話題に上るのはやはりコロナの影響。

軽微な影響で済んでいる方もいる一方で、先行きが全く見えずに苦しんでいる方もいらっしゃいます。

 

待っていても以前には戻らない。

ならばこの苦境を打開するために出来る事は何でも試してみよう!

その前向きな気持ちに刺激を受けますし、私ももちろんそのつもりです。

 

しかし、ここで気をつけなければならないことは、

「頑張ることが目標化してしまうこと」。

苦境に立たされた時、ともかく目の前のことをがむしゃらに精一杯行う。

これは一つの打開策ではありますが、同時に、目の前に集中するがゆえに「目的=ゴール」を見失いがちです。

 

こんなピンチの時期だからこそ、まず「目的=ゴール」を定める。

そして、そのゴールに向かって何をなすべきかを要素分解して、TODOを一つ一つ積み上げていく。そうした冷静な視点もまた必要な時期なのだと考えます。

 

ともにがんばりましょう!