要領が悪い新人への教育方法

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新人とはいえ、どうしても能力差というものが存在し、

要領が良くてすぐに覚える人もいれば、

要領が悪くてなかなか覚えず、覚えたと思ったらすぐに忘れる人もいます。

 

指導係となる先輩スタッフもはじめは根気よく教えていたのに、

あまりにも要領が悪いとなると(さらに、態度までなっていないとなると!)

もう匙を投げてしまう...

そんなことはありませんか?

 

そのような場合にどうすればいいでしょうか。

 

新人として覚えることが1~10まであったとします。

それを要領の良い人は満遍なく教えたとしてもサッと覚えて1~10まで実践できる。

一方で、要領の悪い人は1~10まで教えた場合に、どれが3でどれが10だったか、頭の中が整理できておらず、結局1~10までで抜け落ちる箇所がたくさん、分かっている箇所も中途半端ということになる訳ですから、まずは1~3までを徹底的に教える。4~10までは取り敢えず教えることは辞めておく。

要領の良いスタッフであれば、10までの全体像を示してあげたほうが理解が早まるのになあという気持ちも分かります。でもそこは一旦棚上げです。

 

そして1~3が出来るようになったら、次は4~6、7~10といった具合に少しずつパーツを分けて指導していく。

 

出来るだけ要素を分解して細かいステップを刻んであげることで、少しずつですが確かな成長をしてもらうことも可能となります。