こんにちは。
全国介護歯科協会の前田です。
先日の文化の日に、島根県の星野リゾートが運営する旅館に泊まってきました。
過去に別の星野リゾートにも宿泊したことがあるのですが、
やはりサービスが行き届いているというか、宿泊客にいかに心地よく、また使ってもらいたいと思わせるか、そういった心配りが随所に見られました。
気づいた点は30個以上ありましたが、一例を申し上げると...
・宿から見える景色は、基本が内庭で、外部の景色は山や木々だけで他の建物などを見せない作りにして非日常な空間を演出。(ディズニーランドも同様の手法を使っているのは有名ですね!)
・チェックイン時に宿泊目的を聞かれ、誕生日祝いとしてとチェックを入れたところ、夕食時に料理長からのスペシャルプレゼントと手書きでのお祝いのお手紙。
・料理の説明も一品一品分かりやすく、かつ、特別感(普段は●●なのですが、本日は特別に良い素材が入ったため▲▲をご用意しましたなど)を伝えている。
・大浴場で地酒が用意されていて、(露天風呂で日本酒を)のようなよく抱く贅沢なイメージを叶える演出。
などでした。
歯科医院においても患者満足が重要だと言われて久しくなりますが、患者が心地よく感じる体験というのは、何も歯科医院同士の比較をしている訳ではなく、日々あらゆる業種のあらゆるサービスを受けて、その相対比較において歯科医院のサービスが良かったかどうかを判断しています。(皆さんも振り返ってみたらそうではありませんか!?)
これから年末年始にご家族で旅行に行かれる方が多いかと思いますが、ぜひそうした機会に、皆さんが心地いいと思われたサービスを「良かった」と満足されるだけではなく、「なぜ良かったのか?」を言語化しておくことをお薦めいたします。
それが、他業種からの良い所を取り入れるポイントになるかと思います。