新型コロナの影響で、多くの歯科医院が売上を大きく落としました。
2~3割ダウンは当たり前で、中には1ヶ月近く休診にしたところもありました。
5月下旬から緊急事態宣言も明け、ようやく患者も戻ってくるようになりましたが、医院によって回復にバラつきが出ています。
地域にもよりますが、主に院長先生の方針によって変わってきていると思います。
まだまだ恐る恐る診療を再開したところもあれば、4~5月の落ち込みを取り戻すべく、コロナ対策はしながらも、経営改善に舵を切ったところもあります。
いくつかの分院展開をしているある医療法人では、売上の落ち込みを最小限に食いとどめようと必死に頑張っている本院の姿勢に引っ張られるような形で、各分院とも売上はV字以上の回復を見せ、すでに昨年同月比でも超えてきています。
このコロナによる対応は、賛否が分かれるところでまだまだ予断は許しませんが、自分にとってどこを基準点にして「普通」とするのかによって、行動も結果も変わってくるなというのを経営者としてもコンサルタントとしても改めて感じさせられました。