全国介護歯科協会 ブログで「訪問歯科 営業 ケアマネ」と一致するもの

最近、訪問患者の仲介業者との契約を切る傾向が強いようです。
そのせいもあってか、当教会へのスタッフ営業レクチャーについての
お問い合わせ、依頼が少しずつ増えて来ています。

そこで、今回は営業の基本について少しお話しておきたいと思います。
表題にも書きましたが、営業には大きく2種類あります。

「来てもらって嬉しい営業と迷惑な営業」

この違い、わかりますか?

まず、「営業」という言葉対しては以下のようなネガティブなイメージを
持っている人がほとんどです。

・無理になにかを勧められるのではないか
・しつこいのではないか
・だまされるのではないか
・話しがうまい人に押し切られるのではないか

こんな感じでしょうか?
なので、営業をされる方はもちろん、営業を行う方も抵抗を感じる方が多く
訪問歯科でも営業担当に指名されたスタッフさんの多くが苦手意識をもって
ポジティブでないというのが現実です。

「恥ずかしい」
「相手に迷惑をかけてるのではないか?」
「できるだけ営業をしたくない」
「もうやりたくない」

このマインド状態で営業にいくと、本人が消極的になってしまい
先で述べた【迷惑な営業】になりがちです。
そうすると相手の対応も冷たく、さらにモチベーションが下がる
という悪循環に陥ってしまいます。

では【嬉しい営業】を増やすためにはどうすればいいのでしょうか?
答えは簡単です。

営業を行う人が心の底から
「今やっている営業は相手のために必要だ!」
と感じているだけです。

良い営業を行うには、言葉やテクニックよりも
大前提としてこのマインドが必要不可欠です。

訪問歯科で言えば、営業は決して医院の売り上げを上げるためではなく
ケアマネさんに必要性や正しい知識を知ってもらい、そして困っている
利用者さんに歯科医療をきちんと受けられるようにして喜んでもらう活動
だと理解することが大切です。

ですので、私はレクチャーの際

「この人は営業に対してネガティブなイメージを持っているな・・・」

と感じたら、【なぜ営業が必要なのか】からお話しします。
それが良い営業を覚えてもらう一番の近道だからです。

スタッフさんに、ただただ頭ごなしに営業に行って来いと言ってませんか?
自院で営業を行っている場合は、一度そのあたりも確認してみるとよいかと思います。



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居宅療養管理指導費

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全国介護歯科協会の永山です。

先日、ある地域で代行営業をしていた際、
「おたくは居宅療養管理とってる訪問歯科??」
と、まず初めに確認されたことがありました。

「とってない歯科ならたくさん紹介できる人いるんだけどねぇ」
とおっしゃるので詳しく話を聞いてみると、その地域では
居宅療養管理がかからない、と営業をしている歯科医院が
2件あると言うのです。

これはどういうことか皆さんおわかりになるでしょうか?

介護保険の利用者一部負担金をとらず、介護請求のみしている
違法な歯科医院の可能性があるということになります。

確かに500点、350点の一部負担金は利用者さんにとって大きいものです。
しかし、介護サービスを提供するにあたり、サービス内容や
かかる費用など事前に説明した上で契約書を交わさなければ
ならないので、本来こういうケースは生じないはずです。

もちろん、このケアマネさんにはお話を伺ったあと
正しい説明をさせていただきました。

内容を理解していただき、その歯科医院に介護請求しているか
確認してみますとおっしゃっていました。

その後まわった数件のケアマネさんも、同じ認識の方がいて
本当に恐ろしく感じました。

正しい知識、正しいやり方が成功への近道だと私は思います。

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意外なクレーム

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全国介護歯科協会の永山です。

先日、ある先生と一緒にご利用者様宅にお伺いする機会がありました。

ご家族様とお話していると、

「以前来てもらっていた歯科さんも熱心にやってくれていたんだけど、頼みづらかった・・・」
というお話がありました。

「どうしてですか?」とお聞きしたところ
答えは意外なものでした。

私はてっきり

・あまり腕がよくなかった
・無愛想だった
・訪問後の後片付けが汚い

など、よくあるクレームを想定していたのですが、
その方がおっしゃったことは

「予定があり出かけなくてはならない時に治療が長引き、そのことを伝えたかったが先生がとても一生懸命治療をやっているので声をかけられなかった。」

「歯科衛生士さんが訪問の際、親切丁寧に日々の口腔ケア方法を教えてくれるんだけど、絶対にやらなくてはいけないようなプレッシャーを感じて、しんどかった。
また、次に頼んだ際にケアができていなくて怒られるのではないかと心配で頼みづらかった。」

「口腔ケアグッズをすすめられ、あまり買いたくなかったが断るのは悪いので購入した。」

ということでした。

こちらが良かれと思ってやっていることも、相手の状況によってはクレームになってしまうケースがあるようです。

皆さんは大丈夫ですか??

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ケアマネさんの事情 その1

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全国介護歯科協会の永山です。

今回はケアマネさんの事情について少しお話します。

ケアマネさんは利用者ごとに作る報告書類を始め、作成しなくてはいけない書類が山ほどあるので事務作業にかなり膨大な時間を割かれています。

また、居宅のケアマネさんは最低でも月に1度は利用者宅を訪問して現在のサービス内容や計画を確認したり、その他にも利用者から苦情があった場合などはサービス事業者との間に立って調整する役割をすることまであります。

こんな多忙なケアマネさんですから、忙しいときに営業で伺ってしまうと嫌な顔をされてしまうかもしれません;

では、いつ営業に伺えばいいのでしょうか?

ご存知の方も多いかもしれませんが、答えは『月末月初以外』です。

理由は、月末から月初にかけて給付管理業務・介護報酬請求業務でとても忙しくなる為です。

具体的な期間としては20日過ぎから忙しくなり始め、7日くらいに落ち着くところが多いように思います。
なので、本当の月末月初は絶対行かないほうがいいです(笑)

今後も紹介していこうと思っていますが、営業を行う上でケアマネさんの事情を理解しておくことは大切です。

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